滝沢歌舞伎2012千穐楽おめでとうございました!

無事に千穐楽の幕が降りたようで。
ほんとうに1ヶ月、いや稽古から含めるともっとか、出演者のみなさまもスタッフのみなさまもおつかれさまでした。ありがとうございました。
忘れられない春の思い出がまたひとつ増えました。



通常公演の段階で、やっぱり各人がそれぞれ、去年よりもずっと重い役割を与えられているなあとひしひしと感じたわけですが、その責任の重さを感じながら、その中で成長していく彼らを観るのが、舞台を観る喜びでした。
わたなべくんに関していえば、やっぱり黒子がすごく大きかったんじゃないかなあ、と勝手に思ってます。
ダンスとか、早替えとか、太鼓とか、体力的にきつい部分もたくさんあっただろうし、二幕のお芝居もがんばってたと思うんだけど、それ以上に、“毎日違うことをやる”ことだとか、アドリブだとか、むちゃぶりに対応したりだとか、そういう部分を鍛えられたことは、これからのわたなべくんにとってすごく大事な財産になるんじゃないのかなーと。そういう経験をさせてもらえたことも大きいだろうし、この経験が何かのかたちで次につながっていったらいいなと。そう思ってます。
よくがんばったね…!って普通なら感涙してもいいと思うんだけど、場面が黒子なこともあって全然泣くような感じじゃなく、笑って終われたのもわたなべくんらしくて気に入ってる!
千穐楽には座長の肩口あたりにちゅーまでしたって聞いて、ほんとすごい!よくやった!って思いました。


ファミリー公演は、やっぱり限界メーターが大きかったなと。
このタイミングで、新しい衣装を作ってもらって、6人で1曲やらせてもらえるっていうのがどれほど大きいことか。去年は屋良さんという準主役がいたこともあるとはいえ、自分たちがメインで曲をやることはなかったわけですし。
5月1日のファミリー公演初日に、彼らが出てきてイントロがかかった時のあの歓声をわたしは忘れないと思います。鳥肌立ったもん。
そして途中(5月3日からだったんですかね?)から追加された、後ろのスクリーンの「Snow Man」の文字。
千穐楽では滝沢さんからちゃんとユニット名「Snow Man」として紹介されたと聞いて、ほんと\安堵いたしました〜!/っていうかまあなんていうか、泣いたよね!ふつうに!


わたしは、そこにわたなべくんが元気で笑っていてくれたら割となんでも大丈夫なハードルの低いおたくだけど、やっぱりユニット名がないことで足場がないような不安というか、不安定さというか、そういうものは少なからず感じていて、そしてそれをわたしよりも本人たちの方がはるかに危機感を持って受け止めているんじゃないかという不安もあって。Mis Snow Manが解体したままの状態で放っておかれている(ように見える)5人*1が、そのことをすごく不安に感じて、モチベーションが下がったりしたらどうしよう、という不安がやっぱり大きくて。
ユニット名がないことで、わたしが実際に蒙る被害というのは、呼びにくいとか不便だとか分かりにくいとか、そういうことでしかないのかもしれないけど、ユニット名がないことが原因でわたなべくんが万全の状態でいられないならそれは由々しき問題だし、そんなことになったらわたしにとっても被害甚大だと思っていたので、それでも腐らずにがんばってきてくれた彼らには本当に感謝の気持ちでいっぱいだし、誇らしく、うれしく、好きでよかった!!!って大声で言ってまわりたい気分です。

Snow Manって、Mis Snow Manの名前が完全に消えちゃわなかったのも、なんだかぐっとくるなあと思っていて。そこにどんな意味があるのか分からないけど、もらった名前を大事にして、これからますますがんばっていってほしいです。


言いたいこと、全然うまく言葉にできないけど、これ以上ウェットに語っても仕方がないので(笑)これからもずっと応援していきたいなあと決意を新たにしたということで、まとめたいと思います。
今年の歌舞伎はDVDにもなるみたいなので、この思い出深い舞台がちゃんとカタチに残るのもうれしい。
最高の充実をありがとうございました!


まだ書いていない観た公演のメモ書きは、隙をみて上げておきたいと思ってます。

*1:お休みしてたあべちゃんも入れたら6人