滝沢歌舞伎 20110508(千穐楽)
18:00@日生劇場
滝沢歌舞伎、千穐楽おめでとうございました!!!
ケガなんかもちょこちょこあったみたいですが、無事に幕が降りて本当によかったです。滝沢さんが最後の挨拶でも言ってましたが、確かに始まる前は幕を開けること自体がどうなんだと、そこから考えないといけないような状況で。でもその中でも幕を開けて、夢を見る時間を与えてくれたことに、本当に感謝したいです。ありがとう。おつかれさまでした。
今年ははじまってから慌てて公演数を増やすこともなく、割と平静だったつもりなんですが、やっぱり終わってしまうとなると寂しくて、あああ春が終わってしまううううう><と。春は歌舞伎の季節。
今年も本当にありがとう!楽しかったです。お天気もよくて、とてもいい千穐楽でした。
2階センターより。
【一幕】
- OP
シルエットのスノーマン、今までなべさくのあたりしか見てなかったんだけど、ちゃんと全員見渡したら迷いなく全員誰が誰だか分かるものですね。去年の歌舞伎はシルエットがジャンプしてたと思うんだけど、今年はそれがなくなってた…よね?私が最後までよく見てなかっただけかもしれませんが。
白スーツで出てくるスノーマンが、やっぱりすごくいい位置にいるんだよねえ、としみじみ。最初の白スーツにキラキラで縁取りされたネクタイのこの衣装、大好きです。できればもっとこの衣装見たかったけど、次の和装も好きだからしょーがないよね。
空調とめてるせいなんだか、自分が熱を発してるんだか、やけに熱くてわたなべくん見てるだけで体が熱くなってそんな自分がちょっと気持ち悪かったです。笑
- 春の踊り〜いにしえ
あああああああもう!!!!ほんっとうにここのなべが好きすぎて!!!!!!!それしか言葉がない。この春の踊りは〜からはじまるオープニングプライスレス!!!!!
最後の最後までなべののけぞりは凄かったです///はあ…もう…わたなべ好きだ…!
もちろんのけぞりだけじゃなくて、指を捻りながら閉じる振りとかサビ前のあたりとか、いやもう全部なんだけど、全部好き!!!
- 口上〜ご挨拶
キスマイは最後みんなオーソドックスな口上でした。千穐楽にして辰巳KARAが見られてよかったです^^
赤絨毯のところで控えてるだてなべいわふかが大好物なんですが、あれってよく考えてみたら幕の後ろで4人と滝様がサシで待機してたってことだよね…?うわー!なんか緊張する!(今さら
出てきた滝様に会場から拍手喝采でなかなか挨拶ができずw、しゃべってる途中でいつもの音楽が終わって無音になっちゃって「音楽が終わりましたw」って座長の挨拶wwwあ、千穐楽もいのうえみじゅきくんはとてもかわいかったれす^^
- 乱・十役
光秀ダミーのなべちゃんを2階からガン見。黒い布かぶって下手側から出てきて太鼓橋の後ろでスタンバイ。で、入れ替わるじぇ!って時にひらりと橋の上へ。かっこいい。千賀さんとの殺陣も(睨み合ってる時間のが長いけどw)かっこいい!うわーんかっこいいよおおおお!!!
島原の民渡辺は最後までえっろかったです。革命といい歌舞伎といい、なべのヨロヨロ→バタリの演技を何回も見られて幸せだー!
あ、忠臣蔵で真田たくみのかみを取り押さえに出てきたたいちゃんが前髪をピンどめしてました。という記憶。
- 変面太鼓
いやもう何度見ても感無量なわけだけど。左手に傘持って、右手でもう一本傘開いて片手で傘投げて柄を掴むところ、いっつもドキドキしながら見てたんだけど、危なっかしい日はあったとはいえ、自分で見た回は一度も失敗がなくてかっこいいなあすごいなあと。ほんとおつかれさまでした!
そして千穐楽もだての腰骨にハアハアしててすいませんでしたwほんとシンバルのだてさんかっこよくて参った。着替えのお手伝いだてなべは最後まで出前迅速な感じで。去年の方がわちゃわちゃしててかわいかったのになあ…と思うんだけど、確かに今年のが着替え自体はスムーズかもしれない。効率化の前にあえなく敗れただてなべポイント。残念です。
太鼓はついぞ上手側を見られなかったんですが、下手側のなべさくが最後までかわいかったのでよし。気合いの入った声出しながら、腕と足をぴょこぴょこしながら太鼓叩くのがほんとかわいくてかわいくて。声出す時の顔もかわいいんだよねええええ。そういえば千穐楽は佐久間が前髪上げてた気がするんですが、いつもそうだったっけ?
- REVENGER
この曲もこのメンツで見れるのが最後かと思うと名残惜しい。今年は黒人ダンサーさんがいなかったおかげか、最初からずっとキスマイが踊ってたのもよかったなあ。
なべさくスパーリングは、ちょうど袖から出てきた竜プロがなべにお付き合いしてくれてw突然竜なべスパーリングが始まってびっくりしたんですがwその後恒例のいわなべさくスパーリングもやっててよかったよかった^^
- 楽屋コーナー
千賀さんの「見ざる、言わざる、聞かざる、メスざる」とかいうシュールなネタをこっしーがすかさず「オスざる〜」とやってフォローしてたのが印象的。キスマイは最後みんなで紙相撲で締め!でした。滝様に「愛してます!」と生声で客席に叫ばせる辰福最強で最高。
で、滝様とふたりになってからの黒子松崎さんが凄すぎてwww「あ、このあとぉ〜甘い唇を奪った〜かぁ〜はぁ〜〜〜、ふたりしか〜知ら〜なぁ〜いぃ〜〜〜〜」って見得きった後に強引にちゅーしにいってて腹割れるかと思うほど笑ったwwwwwいやほんと、出演者もみんな裏で大爆笑じゃないのかなあれ(笑)。
- 浜松屋
「おじさん!」と言われて「おじさん…ってそうそう最近涙もろくてね〜」とすかさず千穐楽に絡めてくる辰巳ができる人すぎて…!
- 聞いたか坊主
上から全体見てたら、上手側ののんだていわの間は隙間があいてるのに、下手側のさなべふかの間はぴったり隙間なくくっついてることに気付きました。だからどうってことはないんだけど。前楽に引き続き、滝様ちっさいアピールをした千賀さんが裏から「テメーコンニャロー」と滝様に怒られwなべもまた笑いw あとはなんのくだりだったっけ、
千「ハゲです!」
岩「ハゲです!」
舘「ハゲです!」
千岩舘「3人合わせてパフュームですv」
ってがっつりフォーメーション組んでたのもすごい笑ったー。っていうのと、なべが袖で口隠して笑ってたのほんとかわいすぎて口から何か出そうだった!ほんとに!
ところでずっと気になってたんですが、傘回しのところ、いわなべシンメ最後まで傘の高さがそろわなかったよね…まあいいんですけど。笑
最後、赤布が落ちてくるところはなべふかが危うく出そうになってたけどなんとかIN。
- 櫓お七
そういえばなべふかはお七のところでも近くにいるんだよね。立ち位置がちょっとずれてて、なべがふっかに「もうちょっとそっち行って」みたいにこそっと言ってたな〜ということを思い出しました。ここのなべもほんとに好きだったなあ〜というわけで、千穐楽は目に焼き付けるべくひたすらなべを見てました。背中に炎背負ってるのいいよね。衣装も大好き。
- 土蜘蛛
出てきたなべが、左耳に髪かけて出てきてかわいかった!動いてるうちにすぐに落ちちゃったけど。
んでもって、岩本さんが高いところで持ってる刀に向かって、下からえいえい!ってチャンバラ仕掛けにいくなべがガキンチョすぎてwwwwしかも岩本くんにかるーくあしらわれててはげあがるほど滾ったなんて言えない…言えないよ…!なべさくはいつものごとく派手に斬り合っててガキの遊びみたいでかわいいし、なべは無抵抗の紅葉持ってる林先輩にまで斬りかかってて、おいおいやりすぎじゃねえのと^^いやめっちゃ楽しそうだしかわいかったんだけど。
ちゃんと踊ってるとこはかっこいいのにほんとなんなのwwwギャップ萌えで殺す気か!
【二幕】
- 将門
岸太郎丸。薄い幕の向こうでわらわらしてるの、江田さんは分かったと思うんだけど、なべは出てくるとしたら検非違使の衣装だよね…?最後までよく分からないままだったかも。
農民のなべ、斬られて倒れた後も相当えろいことに千穐楽にしていろいろと自覚して絶望。もっと早く気づきたかったぜ…!
んで、三郎五郎のくだりで竜プロが佐久間五郎に「うっせーなおめーは」ってぼそっと言ったんだよねwwwwww確かに五郎うるさかったけどwww演技なんだろうけど本気で言ってるっぽくて(いや本気もまじってたはずw)めちゃくちゃわろた。竜プロすげえ。
ニカ十のアドリブシーンは、「千穐楽なので手紙を書いてきました!」と言って、切々とめっちゃいい内容の手紙を読み上げた最後に「ばーい、宮田俊哉」「おまえじゃねえのかよ!!!」将門様ないす突っ込み。にかちゃ一か月間ほんとおつかれさま!すごく鍛えられて勉強になったんじゃないかな〜。デビュー前に最高の経験させてもらえたんじゃないかな、と勝手に思ってます。ほんとおつかれさま!素敵な捨十をありがとう☆
将門の最後は、幕が降りる直前に将門様がむくりと起き上がって飛び立つようなポーズをするところがどーしても最後まで納得ができず…「???」で終わっちゃったのが少し残念ではあったんだけど…一度死んでまた蘇る的な暗喩だかなんだかだったんですかね?受け取る側にそういったものを受け取るのに十分な感性がなくて申し訳なく思った次第。
- WITH LOVE
なべを中心にだてなべあたりにロックオンしていたせいで気付かなかったのですが、手をちょん!て触れ合わせるところ、すのーまん8人全員がつながったという目撃談を聞いて心があたたかくなりました。すのーまんかわいい。
だてさんは岩本の手を触りにいってるんだけど、逆側の手をなべが触りやすく曲げてるのが素敵。だいぶ慣れてきたけど、いまだに時々ほんと17歳とか18歳とかの男子がこんなに仲良いもんなの?ってすごく意外で新鮮なんだよね〜。ほんとかわいいユニットだわ。ラブ!!!
- カーテンコール
幕が開いて最後にみんな登場。キスマイと屋良さんが代表でご挨拶。なべは割と神妙な顔で拝聴してました。
最初にもちょっと書いたけど、滝沢さんのご挨拶が沁みて沁みて。確かにこっち側も本当に幕が開くのか、始まるまで不安だったし、始まってからも公演中に大きな余震があったりもしたし、きっといつも以上に大変なことが多かっただろうけど「現実もだいじだけど、夢をみる時間もだいじ」って勇気をもって幕を開けてくれたこと、本当に嬉しかった。滝沢さんありがとう。
キスマイの4人もデビュー前のこの時期に、こうやって滝沢さんとがっつり仕事ができたのもすごくいい経験になっただろうなあと。この4人だった、というのも今となってはよかったんじゃないかと思います。最初は藤北のいない歌舞伎なんて!とちょっと不安だったけど、みっくんガヤ様がいらっしゃったら、きっと2人の方が滝沢さんとの距離が近かったんじゃないかなーと思うので。それが悪いわけじゃないけど、それだと今までとあんまり変わらないんじゃないかな、とも思うわけで。だから4人がこのタイミングでより近い距離で滝沢さんと仕事ができたこと、すごくいいことだったんじゃないかと思いました。
スノーマンも去年と同じところもあれば、新しく出させてもらったところもあって。土蜘蛛とか土蜘蛛とか(笑)。1年経って、また同じ舞台に立てて、そこで成長を感じられるってすごく幸せなことだよね。来年も同じ時期に再演されるみたいなので、願わくばまた、来年も同じ舞台で会えますように。
最後はみんな笑顔で、本当によかったなあ。素敵な千穐楽でした。